日本、ベトナム産ライチの輸入を解禁

日本の農林水産省植物防疫所によると、ベトナム産ティエウ種れいし(ライチ)の生果実の日本への輸入が解禁された。

 条件として、ベトナム産ティエウ種のライチの生果実であることに加え、「農林水産大臣が定める基準」および「ベトナム産ティエウ種のれいしの生果実に関する植物検疫実施細則」に基づき輸入されるものに限り、日本への輸入が認められる。細則は12月15日から施行されている。

基準および細則では、生産地における消毒について「くん蒸施設において臭化メチルを使用してくん蒸すること」など、様々な条件が定められている。

 ベトナム産のライチは、中国(輸出量全体の90%)を中心に、欧州連合(EU)やロシア、米国、カナダなど世界30か国に輸出されている。

 ベトナム農業農村開発省植物保護局によると、2020年のシーズンから日本への輸出を開始する見通しだという。

 なお、ベトナムが日本に対して輸入解禁を要請している品目として、◇リュウガン生果実、◇スターアップル生果実、◇パッションフルーツ生果実などがある。


※VIETJOの各ソースを参考に記事を編集・制作しています