日本へ行く実習生の日本語教育目安として、ベトナム滞在中(4~6か月)、1日約10時間の勉強(夜3時間の自習時間含む)をさせます。

教材は「みんなの日本語Ⅰ及びⅡを使用し、弊社作成の日本語教育カリキュラムを基に、教育を実施しています。学生に教える目標は、日本語の4技能「読む・書く・聞く・話す」がバランス良く習得出来るように目指しております。

「みんなの日本語Ⅰ」の範囲で、前期・後期の終了テストを実施し、日本語学習理解度の確認を行います。「みんなの日本語Ⅱ」に入る前に、日本語能力試験N5相当の模擬試験を実施しています。合格出来ない学生は、復習などを行い、合格できるまで指導し、「みんなの日本語Ⅱ」の範囲の勉強に以降しております。

また、日本での日常生活や仕事でスムーズに理解できるようにすることが、日本語教育の最大の目的です。

 

日本語教育以外

事前教育内容の中にある項目に加え、以下の内容についても出来うる限り、センターの中で教えています。

1、良好な人間関係の育成:素直で正直に生活することや意思疎通の大切さについて

2、規則順守の徹底:規則やルールを守る大切さについて

3、労働基準:報連相の義務、安全管理や発生した問題の対策について

4、技能教育:溶接、旋盤、縫製、塗装、板金、印刷、建築等の技能教育について

5、日本全般:日本の生活習慣、文化、法律などについて

6、災害時対応:台風、火事、地震などの緊急事態に関する対応ついて

7、共同生活:全寮制の集団生活における秩序とルール、協調性の育成について

8、「もったいない」精神の養成:節水や節電などの節約の意識について(電気のつけっぱなしを注意する事など)